「全サイバーメディアセンターシンポジウム」を開催します。

サイバーメディアセンターでは、各部門横断型の研究交流を目的とした
「全サイバーメディアセンターシンポジウム」を開催します。
教職員及び学生の皆様の参加をお待ちしております。

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日時: 令和元年12月20日(金) 13:30~17:45
場所: サイバーメディアセンター本館 (吹田キャンパス)
サイバーメディアコモンズ
参加・聴講に特に制限はありません。教員で無い方のご参加も歓迎いたします。
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【プログラム】

 
13:30-13:35 開会の挨拶(副センター長 降籏 大介)
 
13:35-14:00(大規模計算科学研究部門)
– 准教授 吉野 元「深層学習の統計力学:化けの皮をはがす」
 
14:00-14:25(先端ネットワーク環境研究部門・富士通次世代クラウド協働研究所)
– 特任助教(常勤)HSU YING-FENG「Toward DNA Sequencing Analysis Service on AI-Cloud 」
 
14:25-14:50(言語教育支援研究部門)
– 特任助教(常勤) Alizadehkolagar Seyedehmehrasa
「Analyzing Japanese Learners’ Collaborative Problem-Solving
Competence in Language Learning Tasks: Applications of the
NISPI Framework 」
 
14:50-15:00(休憩)
 
15:00-15:25(先進高性能計算機システムアーキテクチャ共同研究部門)
– 特任講師(常勤) 渡場 康弘「連携型災害管理アプリケーション基盤における資源制御機構 」
 
15:25-15:50(コンピュータ実験科学研究部門)
– 教授 降籏 大介「任意凸多角形上でのベクトル解析と,偏微分方程式の数値計算 」
 
15:50-16:15(サイバーコミュニティ研究部門)
– 准教授 義久 智樹「インターネットライブ配信の動向と課題」
 
16:15-16:25(休憩)
 
16:25-16:50(応用情報システム研究部門)
– 講師 木戸 善之「Novel Mechanisms to Support Scientific Visualization on
Multi-Display 」
 
16:50-17:15(全学支援企画部門)
– 講師 大平 健司「大阪大学へのグローバルIPv6の導入 」
 
17:15-17:40(情報メディア教育研究部門)
– 教授 竹村 治雄「情報教育科目カリキュラム改革とe-Learningの導入について 」
 
17:40-17:45 閉会の挨拶(センター長 下條 真司)


公開日:2019年12月11日
カテゴリー:サイバー構成員の方, 一般の方, 企業・研究者の方, 卒業生の方, 受験生の方, 在学生の方, 大規模計算機ユーザの方, 教職員の方

情報処理技術遺産「NEAC-R3 アナログコンピュータ」をITコア棟に展示しました。

 1958年に製造され、本学が所有する「NEAC-R3アナログコンピュータ」が、一般社団法人情報処理学会により情報処理技術遺産として認定され、本年3月15日認定証授与式が行われました。

 製造元であるNECにご協力いただき、我が国のコンピュータ技術の発展の歴史を知る貴重な資料として、去る11月19日、本センターITコア棟内に同機を設置し、情報処理技術遺産としての展示を開始いたしました。

 情報通信技術に携わるセンターとして、先人の努力の結晶である歴史的文物を将来に長く保存し、次世代人の学ぶよすがとして伝えてまいりたいと考えております。



「NEAC-R3アナログコンピュータ」の概要

ITコア棟に設置した情報処理技術遺産

アナログコンピュータは,主に微分方程式と呼ばれる数学方程式を図形的に解く目的で使われた計算機である.微分方程式は,潮流など時間とともに変化する自然現象や物体に力をかけたときの変形などを表現する方程式で,この計算機はそれを電気信号の強弱に対応させて解き,結果をブラウン管に表示したり,ペン書き(プロッター)で描画したりできる.解くべき方程式は積分器,加算器,係数器などの電気ユニットを,式に合わせて電線で結合すること(パッチボード)でプログラミングする.回路を動作させ,現れる電圧変化を解として記録する.装置はこれらの演算増幅器とパッチボード,表示用ブラウン管などからなる.
 汎用アナログコンピュータの概念は 20 世紀前半には知られていたが,電子式装置に必要な演算増幅器は当時の真空管では実現困難で,まず機械式のアナログコンピュータ(微分解析機等)が先行した.しかし 1940 年代に真空管でそれを実現する方法が確立すると,一気に電子式アナログコンピュータが開花した.本機は初期(真空管式)アナログコンピュータ技術の集大成と呼べる装置で,非線形のものも含め,微分方程式を汎用的に扱えるよう設計されている.
 1960 年代になり半導体が実用化されると,アナログコンピュータはトランジスタで構成されたが,70 年代にディジタルコンピュータの能力が向上し,それに吸収され,消滅した.


・製造年:1958年 
・製造者:日本電気(株)
・所有者:大阪大学  


    (出典:一般社団法人情報処理学会『情報処理技術遺産』2018年度)
     一般社団法人情報処理学会 情報処理技術遺産  http://museum.ipsj.or.jp/heritage/


公開日:2019年11月29日
カテゴリー:未分類

【プレスリリース】増大するスパコン需要にこたえる新技術 パブリッククラウドを利用したクラウドバースティングを実装

国立大学法人大阪大学のサイバーメディアセンター(以下、CMC)伊達進准教授らの研究グループは、日本電気株式会社NECと日本マイクロソフト株式会社と共に、大規模計算機システム(スーパーコンピュータ)環境で利用者の計算需要が急激に増加した場合に、パブリッククラウドにオフロードするクラウドバースティングを実装しました。
 
本研究成果は、2019年12月12日(木)から開催される大学ICT推進協議会2019年度年次大会にて発表されます。(発表は2019年12月13日(金))
 
詳細はこちら


公開日:2019年11月15日
カテゴリー:未分類

スパコンコンテストの様子がNHKで放送されました

第25 回スーパーコンピューティングコンテスト「電脳甲子園」の様子がNHKニュースおはよう日本(令和元年8月22日(木)7:45~)で放送されました。
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【NHK関西NEWS WEB】視聴期間8/22~8/28 現在はご覧いただけません。
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【スーパーコンピューティングコンテスト日程】
本選:令和元年8 月19 日(月) ~ 22 日(木)、成果発表会・表彰式:23日(金))


公開日:2019年08月22日
カテゴリー:未分類

「大阪大学の市民講座2019 -複言語学習のススメ-」開催について

身近にある言語から、馴染みのない言語まで、4回の学習日+自宅でのビデオ学習によって複数の言語で自己紹介等の表現を学びます。スマートフォンやタブレットの動画撮影や音声認識機能を使って、複数の外国語にチャレンジします。上記期間中に4回開催します。
詳細は、イベントURLからHPでご確認ください。
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開催日時:9月23日、10月20日、11月17日、12月8日 各日13時~15時
場所:大阪大学 スチューデントコモンズ1階
学ぶことば:英語、ドイツ語、フランス語、ペルシア語、ロシア語、ヒンディー語、デンマーク語など
必要なもの:スマホやタブレット、インターネットに繋がること
必要なこと:スマホにアプリのインストールができること。動画撮影や音声入力ができること。
イベントURL


公開日:2019年08月19日
カテゴリー:未分類

Cyber HPC Symposium 2019を開催します。

2019年3月8日(金)にCyber HPC Symposium2019を開催いたします。
 
本年度のシンポジウムでは、高性能計算、クラウドに携わる産学の専門家をお迎えし、
本センターの大規模計算機システムの利活用事例、および最新の研究開発動向を踏まえつつ、
高性能計算の今後の課題と将来を考えていきます。
 
詳細および参加申し込みはこちらをご参照ください。


公開日:2019年02月01日
カテゴリー:サイバー構成員の方, 一般の方, 企業・研究者の方, 卒業生の方, 受験生の方, 在学生の方, 大規模計算機ユーザの方, 教職員の方

大型計算機センター法制化50周年記念シンポジウム

趣旨:

1969年(昭和44年)に大型計算機センターが全国共同利用施設として法制化・設置されて、この 2019年で50周年となります。 計算機の黎明期に期待をもって誕生し、今日まで我が国の学術研究を礎として支えてきました。
その節目を迎える年に歴史を振り返り、改めて将来の在り方を考える機会として、50周年記念事業を下記の通り開催いたしますので、よろしくお願いいたします。

日時: 2019年 7月10日(水) 13:30-
会場: The Grand Hall 品川
(〒108-0075 東京都港区港南2-16-4 品川グランドセントラルタワー3階
TEL: 03-5463-9971, アクセス)
参加費: シンポジウム 無料, 懇親会 5,000円

注: 事前参加登録と懇親会費事前支払いの受付けは終了いたしましたので,お済ませでない方は会場受付にてお手続きをよろしくお願いいたします.


プログラム:
13:30-13:40 開会の挨拶
東京大学情報基盤センター 田浦 健次朗(たうら けんじろう) センター長
13:40-13:50 来賓祝辞
文部科学省 来賓
13:50-14:30 招待講演
Jack Dongarra 氏
(University Distinguished Professor, University of Tennessee)
High Performance Computing and Big Data: Challenges for the Future
14:30-15:10 招待講演
小柳 義夫 氏 (おやなぎ よしお)
(一般財団法人 高度情報科学技術研究機構 サイエンスアドバイザー, 東京大学名誉教授)
大学計算センターの歩み
History of University Computer Centers in Japan
15:10-15:30 休憩
15:30-15:55 パネリスト ポジショントーク
パネリスト:
  • 北海道大学 杉木 章義 (すぎき あきよし) 准教授
  • 東北大学 江川 隆輔 (えがわ りゅうすけ) 准教授
  • 東京大学 星野 哲也 (ほしの てつや) 助教
  • 名古屋大学 嶋田 創 (しまだ はじめ) 准教授
  • 京都大学 深沢 圭一郎 (ふかざわ けいいちろう) 准教授
  • 大阪大学 伊達 進 (だて すすむ) 准教授
  • 九州大学 嶋吉 隆夫 (しまよし たかお) 准教授
15:55-16:30 パネルディスカッション
テーマ: 「10年後の情報基盤センターの在り方を考える」
司会: 北海道大学情報基盤センター 岩下 武史 (いわした たけし) 教授
17:00-19:00 懇親会(会場ホワイエ)


ご講演資料:


主催:
  • 北海道大学 情報基盤センター
  • 東北大学 サイバーサイエンスセンター
  • 東京大学 情報基盤センター
  • 名古屋大学 情報基盤センター
  • 京都大学 学術情報メディアセンター
  • 大阪大学 サイバーメディアセンター
  • 九州大学 情報基盤研究開発センター



公開日:2019年01月20日
カテゴリー:サイバー構成員の方, 一般の方, 企業・研究者の方, 卒業生の方, 在学生の方, 大規模計算機ユーザの方, 教職員の方