府内小中学生に対し大阪大学体験ツアー令和6年度第3弾を実施しました（2024/8/22）

2024年8月22日に、大阪府交野市の小中学生22名に対し、交野市教育委員会と大阪大学サイバーメディアセンターおよび附属図書館の共同企画として、大阪大学体験ツアー「総合図書館見学ツアー」を実施しました。

まず、附属図書館北川係長から「大学図書館とはどういうところか」という説明がありました。

その後、図書館内を移動しながら、色々な見学・体験を行いました。

「貴重図書室の見学」では、本学が所有している貴重図書のうち、竹取物語と解体新書の古書の現物を間近で見学しました。竹取物語は崩し字で書かれていましたが、既に授業等で習っていた児童生徒は、この部分はこう書いていると読めていたようです。解体新書の中に描かれていた人体各部の図は思っていた以上に精緻なものでした。

「自動書庫出庫体験」では、OPAC（蔵書検索）パソコンを用いて自動書庫棟から出庫の指示があった資料について、受け取りとコンテナ返却作業を行いました。資料を載せたコンテナが高速に移動する様は児童生徒にとって新鮮だったようです。

館内の移動もあり、1時間半にわたる図書館見学ツアーは小中学生にとって長時間で大変かもしれないと心配していたのですが、あっという間のイベントとなりました。

この場をお借りして、今回の見学ツアーでのご案内にご協力くださいました、北川係長、赤井専門職員、久保山専門職員、和田図書職員、六車図書職員、ほか附属図書館の皆さまに感謝申し上げます。