府内小中学生に対し大阪大学体験ツアー第2弾を実施しました(2023/12/23)
2023年12月23日に、大阪府交野市の英語スピーチコンテストに参加予定の小中学生12名に対し、交野市教育委員会と大阪大学サイバーメディアセンターの共同企画として、大阪大学体験ツアーを実施しました。
岩居教授および大前准教授の進行のもと、「世界の言語について学ぶ体験授業」が行われました。
参加者(児童生徒のみならず、付き添いの保護者も参加しました)を2つのグループに分け、一方はウクライナ語・ペルシア語・中国語の3か国語で、もう一方はロシア語・カザフ語・ベトナム語の3か国語で、それぞれあいさつであったり自分の名前や出身地を自己紹介する表現を習得しました。
本文章の文責者も一参加者として加わったのですが、日本語やあるいは英語であったならば難なくわかる表現でも、初めて聞く言語だと一つの表現を覚えるのも一苦労で、一つ覚えたと思ったら先に覚えたものを忘れてしまっているという始末でした。そんな中、低年齢の方がすっと入っていくのか、発音もきれいで、すらすらと言えるようになっていたのには驚かされました。
また、本来複言語学習では文字を使わずに音声(聞く・話す)のみで学習するとのことですが、今回は各言語の文字での表現もホワイトボードを使ってしてもらいました。
キリル文字やアラビア文字など、私にとっては未知の文字ではあったのですが、音だけでなく書かれたものがあるとそれを頼ろうとする自分の動き方に気づかされました。それだけ、文字というのが記憶の定着にとって偉大な発明なのかもしれないなと思わされました。
この場をお借りして、今回の体験授業で各国語の講師となってくださいました、Valeria Vozniukさん(ウクライナ語)、Mehrasa Alizadehさん(ペルシア語)、郭佳莉さん(中国語)、Ruban Mariiaさん(ロシア語)、Aidana Baimbetovaさん(カザフ語)、Thao Nhiさん(ベトナム語)に感謝申し上げます。
公開日:2023年12月26日
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