メディア授業

こちらでは多様なメディアを高度に利用した授業(メディア授業)について解説します。

文部科学省の資料はこちらから閲覧できます。

メディア授業とは?

大学設置基準及び平成13年度文部科学省告示第51号で規定されている授業の方法です。大きく二つのタイプがあります。

  • 同時双方向型(テレビ会議方式等)
    授業をリアルタイム、双方向に別教室等に伝送して行う授業です。遠隔講義というとこちらの形式を想像される方が多いかもしれません。
  • オンデマンド型(インターネット配信方式)本学では非同時双方向型と呼んでいます。
    インターネットを利用して、文書、図画、写真、音声、動画などを学生に配布し、それに基づいたオンラインテストや課題提出、テキストチャットなどを組み合わせて実施する授業です。

それぞれ受講の場所は「授業を行う教室等以外の教室、研究室またはこれらに準ずる場所」とされていますが、ある一定の条件を満たせば自宅等でも受講できます。

その条件とは、

② 当該授業を行う教員若しくは指導補助者が当該授業の終了後すみやかにインターネットその他の適切な方法を利用することにより、 設問解答、添削指導、質疑応答等による十分な指導を併せ行うこと。かつ、当該授業に関する学生の意見の交換の機会が確保されているもの。

となっています。

卒業に必要な単位数のうち、メディア授業により修得可能な単位数の上限は以下のとおりです。
 【学部(通学制)】卒業要件124単位中、60単位まで
 【学部(通信制)】卒業要件124単位すべてをメディア授業により修得可
 【大学院】卒業要件30単位すべてをメディア授業により修得可。
   (ただし、必要な研究指導を受けなければならないことに留意。)

大阪大学は通学制の大学ですので学部においては60単位までとなります。

対面授業科目とメディア授業科目の区別は?

大阪大学の要綱では、授業回数のうち過半をメディア授業で行う科目をメディア授業科目として取り扱い、それ以外の場合は対面授業科目として取り扱うことを決めています。したがって、1セメスター15回の講義であれば、7回まではメディア授業で授業を行っても対面授業科目としての扱いになります。

メディア授業を準備するには?