TLS 1.0と1.1の無効化について(2020/10/15~)
OUMailの基盤であるMicrosoft社のOffice 365はセキュリティ強化のため、TLS 1.0とTLS 1.1(通信プロトコル)のサポートを2020年10月15日以降順次廃止すると発表しました。廃止後は、OUMail利用に際しTLSバージョン1.2以上で通信する必要があります(TLSのバージョンは、主にOS・Webブラウザ・メールソフトの種類やバージョンに依存します)。
本件について、基本的に殆どの方には影響はありませんが、以下に示すような古いバージョンのOS・Webブラウザ・メールソフトではTLS 1.2以上がサポートされておらず、2020年10月15日以降OUMailを利用できなくなりますので、バージョンアップ等のご対応をお願いします。
OS・Webブラウザ
少なくとも次のOS・WebブラウザではTLS 1.2以上をサポートしていませんので、OS・Webブラウザのバージョンアップをお願いします。- Android 4.3 およびそれ以前のバージョン
- Firefox 5.0 およびそれ以前のバージョン
- Windows 7 上の Internet Explorer 8 ~ 10 およびそれ以前のバージョン
- Windows Phone 8 上の Internet Explorer 10
- Safari 6.0.4/OS X10.8.4 およびそれ以前のバージョン
- Webブラウザのバージョン毎のTLS 1.2対応状況
- Yahoo JAPAN セキュリティセンター(お使いのWebブラウザがTLS 1.2に対応しているか否かがわかります。Webページを表示できる場合、本件の影響はありません。表示できない場合は、本件の影響があります)
メールソフト
古いバージョンのOS・メールソフトではTLS 1.2以上がサポートされていない場合がありますので、メールソフトベンダーのWebサイト等でご確認ください。TLS 1.2以上がサポートされていないメールソフトをご利用の場合は、メールソフトをバージョンアップするか、Webブラウザによるご利用に切り替えてください。
なお、Outlook(2019/2016/2013、2016 for Mac 15.15 以降 等)はTLS 1.2以上をサポートしているので、本件の影響を受けません。