豊中教育研究棟(新棟)概要


 サイバーメディアセンター豊中教育研究棟は、本センターにおいて年々深刻化していたスペース不足の問題を解決するために建設され、2002年9月に竣工しました。これにより、情報教育用教室の不足、CALL教室や多くの研究部門のスペースを借用していた問題が解消し、学内の情報アクセス環境が格段に進歩するとともに、7研究部門のうち5つの研究部門が一つの建物内で研究を推進できるようになりました。
8階建(地下1階、地上7階)の本棟は、1階から4階に情報教育システムやCALLシステムの計算機が設置された教室と少人数教育のためのセミナー室、5階から7階に5つの研究部門と会議室、SCS専用室が配置されています。また、地下1階にはODINSネットワーク室、計算機室が配置されています。計算機台数や情報コンセントも大幅に増設され、各階には自由にインターネットにアクセスできるフリーメディアスペースが設けられています。
 豊中教育研究棟の建設により、本センターは隣接する附属図書館と併せて学術情報交流ゾーンの実現に向けて大きく前進します。また各関係部局と連携し、大阪大学の情報基盤に関する研究開発および最先端の情報拠点としてより一層の発展を目指していきます。

7階から見た千里中央方面の夜景

吹き抜けを泳ぐモビール
100台の端末が設置されているCALL第1教室 春・風空翔 
-春、風のように空を翔る- 
2002
兒玉 慎憲

真上から見た学生広場

大阪大学の源流「適塾」(重文)の正面玄関付近を縮小再現した模型が接地されている(左側)1階水辺のラウンジ付近