研究部門の業績

情報メディア教育研究部門
Infomedia Education Division

1 部門スタッフ

教授 竹村 治雄
略歴:1982年3月 大阪大学基礎工学部情報工学科卒業、1984年3月 大阪大学大学院基礎工学研究科博士前期課程物理系専攻修了。1987年3月 大阪大学大学院基礎工学研究科博士後期課程物理系専攻単位取得退学。同年4月 株式会社国際電気通信基礎技術研究所入社(ATR)、エイ・ティ・アール通信システム研究所勤務。1992年4月同主任研究員。1994年4月奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科助教授。2001年4月より大阪大学サイバーメディアセンター情報メディア教育研究部門教授。IEEE、ACM、電子情報通信学会、情報処理学会各会員、日本バーチャルリアリティ学会、ヒューマンインタフェース学会各会員。1987年工学博士(大阪大学)。
助教授 清川 清
略歴:1994年3月 大阪大学基礎工学部情報工学科退学。1998年6月 奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程修了。同年日本学術振興会特別研究員。1999年4月 郵政省通信総合研究所研究官。2001年7月より2002年6月まで米国ワシントン大学ヒューマンインタフェーステクノロジ研究所客員研究員。2002年10月より大阪大学サイバーメディアセンター情報メディア教育研究部門助教授。博士(工学)。電子情報通信学会、情報処理学会、日本バーチャルリアリティ学会、ACM各会員。
講師 中澤 篤志
略歴:1997年3月大阪大学基礎工学部システム工学科卒。1999年3月大阪大学基礎工学研究科システム科学分野修士課程修。2001年3月大阪大学基礎工学研究科システム科学分野博士課程博士取得退学。2001年4月科学技術振興事業団(東京大学生産技術研究所)研究員。2003年3月大阪大学サイバーメディアセンター情報メディア教育研究部門講師。IEEE Computer Society、 情報処理学会、日本ロボット学会、ヒューマンインタフェース学会各会員。
助手 小川 剛史
略歴:1997年大阪大学工学部情報システム工学科卒業。1999年大阪大学大学院工学研究科博士前期課程修了。2000年大阪大学大学院工学研究科博士後期課程中退後、大阪大学サイバーメディアセンター情報メディア教育研究部門助手となり、現在に至る。2004年博士(情報科学)。グループウェア、バーチャルリアリティ、オーグメンティッドリアリティ、モーバイルコンピューティングに興味をもつ。ACM、情報処理学会、電子情報通信学会、日本バーチャルリアリティ学会各会員。
助手 町田 貴史
略歴:1998年3月大阪大学基礎工学部情報科学科卒業。2000年3月奈良先端科学技術大学院大学情報科学研究科博士前期課程修了。2002年3月奈良先端科学技術大学院大学博士後期課程退学。2002年4月大阪大学サイバーメディアセンター情報メディア教育研究部門助手。コンピュータグラフィックス、コンピュータビジョン、バーチャルリアリティ関係の研究に従事。電子情報通信学会、日本バーチャルリアリティ学会各会員。

2 教育および教育支援業績

2.1 情報処理教育環境の維持・管理

 2005年度は同年3月にリプレースされた情報教育システムの安定運用に多くの労力を割いた。新システムは、利用者端末の基本性能向上とディスクレスブートによる管理コストの低減を特徴としている。利用者端末のOSにはVine Linux Educational Edition 2.0 を採用し、利用者のホームのディスク容量を40MBから100MBに増加した。統合オフィスソフトウェアとしては、StarSuiteだけではなく、CrossOver Officeというミドルウェアを介してMicrosoft Officeを直接提供する試みも取り入れた。また、ウェブメールの提供など新たなサービスも開始した。
 e-Learning環境については、従来運用しているWebCTの講習会を開催し、同システムのさらなる普及啓蒙に努めるとともに、インターネット上で講義情報(シラバス、講義ノート等)を無償で公開するOCW(オープンコースウェア)の整備を開始した。OCWプロジェクトに関して、具体的には、2005年5月に大阪大学・京都大学・慶應義塾大学・東京工業大学・東京大学・早稲田大学(五十音順)の6大学が連携して日本OCW連絡会を発足させたことに伴い、大阪大学OCWのホームページを設置するとともにOCWコンテンツを学内から募り整備した。
 また、2006年度より高校の普通教科「情報」を履修した学生が入学してくることに合わせ、大学における情報処理教育の今後のあり方を検討することをテーマとして情報処理教育研究会を開催した。さらに、広報・ガイダンス活動においては、新入生向けログイン体験イベントの開催や情報教育システムニュースレターの発行などを引き続き行なった。

2.2 授業担当

 共通教育の情報処理教育科目のうち「情報活用基礎」(清川、小川)および「情報探索入門」(清川、町田)を分担した。そのほか、共通教育科目の基礎セミナー「UNIXプログラミング入門」を部門各教員が担当した。
 基礎工学部の専門科目では、「マンマシンインタフェース論」(竹村、中澤)、「情報科学PBL」、「情報工学PBL(情報工学A)」、「情報工学PBL(情報工学B)」(以上、清川、町田)、「情報科学ゼミナールA」「情報科学ゼミナールB」(竹村、清川)を担当した。また、情報科学研究科の専門科目では、「システムインタフェース設計論」(竹村、清川)、「情報技術と倫理」(清川)をそれぞれ担当した。

3 研究概要

 本部門では、高度情報教育および計算機の利用者インタフェースに関する種々の研究を実施している。高度情報教育に関するものとしては、具体的には、高度情報教育の実施方法および教育システムの構成方法に関する研究を実施している。
 計算機の利用者インタフェースに関するものでは、3次元コンピュータグラフィックス技術を利用したインタフェースに着目し各種研究を実施している。具体的には、実環境に計算機情報を重畳して提示する複合現実感技術に関する研究としてアノテーション表示手法や開発用ライブラリの構築に関する研究、現実物体の仮想化に関する研究として、コンピュータグラフィックスによる実物体の3次元モデル化と再構成、表現手法に関する研究、さらに計算機を利用した利用者支援として、仮想環境を用いた協調作業支援、コミュニケーション支援に関する研究などを実施している。
 これらの研究要素を集大成することで、先端的な情報メディア教育環境の構築に資することができる。それぞれの研究概要については、次節で紹介する。

4 2005年度研究業績

4.1 高度情報教育環境に関する研究

 高度情報教育システムの運用に関して種々の研究開発を行っている。具体的には、ユビキタス環境下あるいはウェアラブル環境下でe-Learningコンテンツを利用するために以下の研究を行なっている。
 なお、これらの研究の一部は文部科学省「誰もがいつでもどこでも教育、文化・芸術に触れられる環境の実現に向けて~知的資産の電子的な保存・活用を支援するソフトウェア技術基盤の構築」プロジェクトによる。

図1 多眼カメラを用いたマーカレストラッキング
図2 3次元Hu不変量を用いた3次元データ圧縮
(左:従来法、右:提案手法)
図3 JavaApplet を用いた3次元コンテンツの提示
図4 常時装用学習支援システムの使用機器(左)と利用者の様子(右)

関連発表論文等
(8)(9)(10)(19)(20)(30)(34)(37)(38)(39)(40)(43)(46)(51)(52)(54)

4.2 複合現実感に関する研究

 現実環境に種々な計算機情報を重畳提示する複合現実環境に関する研究を実施している。具体的には、以下の研究を行なっている。
 なお、これらの研究の一部は科学研究費補助金を得ており、一部は科学技術振興財団のCRESTプロジェクト(代表者 木戸出正継)として、奈良先端科技術大学院大学と共同で実施した。
図5 拡張現実における注釈の奥行き視覚化手法
図6 メタモデルを用いた拡張現実用ミドルウェアの概念図

関連発表論文等
(5)(6)(12)(25)(27)(32)(35)(49)(50)

4.3 遠隔監視システムに関する研究

 災害救助、遠隔監視、教育訓練などを目的として、移動ロボット等を用いて遠隔地の映像情報を収集する研究を実施している。具体的には以下の研究を行なっている。
 なお、これらの研究の一部は、総務省戦略的情報通信研究開発推進制度「遠隔ロボットを用いた災害時マルチメディア情報収集技術の研究」プロジェクトによる。


図7 路面状況を考慮したロボットの自律移動
図8 ドームスクリーンを用いた移動ロボットの遠隔操縦システム

関連発表論文等
(2)(13)(14)(16)(21)(24)(29)(33)(42)(48)

4.4 仮想空間を用いた作業支援に関する研究

 次世代のユーザインタフェースとして3次元仮想空間を用いた作業環境について、その構成方法や利用者支援手法等について研究を実施している。具体的には、以下の研究を行なっている。
図9 マルチビューポートインタフェース
図10 仮想空間用文字入力インタフェース

関連発表論文等
(11)(15)(26)(28)(41)(53)

4.5 データ放送を用いた大規模仮想空間構築に関する研究

 データ放送による情報システムを基盤とした仮想空間システムを構築することを目的とし、仮想空間の構造とユーザの密度を考慮した放送データのスケジューリング手法に関する研究を行っている。本手法ではユーザの行動データやユーザ間のコミュニケーションデータなど、リアルタイムに更新されるデータの配信を想定している。仮想空間を複数の部分空間に分割して各部分空間毎にデータを配信する場合を考えると、更新頻度の高いデータを配信する場合には、部分空間内での整合性と部分空間間の整合性を保持する必要がある。ユーザ数の多い部分空間は、少ない部分空間と比較して、インタラクションの発生確率が高く、多くの更新データが生じる。そのため、空間全体に対して、ユーザの密度が高い部分空間の放送頻度を多くすることによって、全体としての不整合の発生確率を下げるようにした。また、各部分空間の放送頻度が異なるため、ある部分空間から他の部分空間へ移動した際に、データの不整合を生じる可能性がある。各部分空間の接続関係に着目するとユーザの往来が頻繁に発生するものもあれば、まったく往来のないものもある。上記の不整合はユーザの往来が頻繁に発生するところで生じるため、ユーザの往来を接続強度と定義し、接続強度の高い部分空間同士をできる限り並べて放送することで不整合を低減している。

関連発表論文等
(1)(22)(23)

4.6 エージェントを用いたデータ管理基盤技術に関する研究

 企業や個人が所有するコンピュータのように計算能力の異なるコンピュータが異なる帯域のネットワークで接続されているような環境で、モバイルエージェントの協調動作により、最適な計算資源の配分やタスク制御を自律的に行うアプリケーションの構築プラットフォームに関する研究を行っている。本プラットフォームでは、投入されたタスクを自律的に細分化し、最適な計算資源配分を実現する。また、さまざまなユーザが計算資源を提供している場合、たとえ効率よくタスクを計算資源に配分したとしても、あるタスクに割り当てられたホストが悪意をもって不正な処理やエージェントのもつデータを改竄したりすると結果としてその処理効率は低下してしまう。そのためネットワークに参加しているホスト群の中に悪意をもったホストが存在する場合でも、安全にその計算リソースを利用するメカニズムを確立している。

関連発表論文
(44)(45)

4.7 実環境に仮想物体を合成表示する複合現実感に関する研究

 実環境に仮想物体を合成表示する複合現実感の研究において、より写実性の高い表現を行うために現実物体を仮想化する仮想化現実の研究が盛んに行われている。特に、物体の表面反射特性を推定することは実環境と仮想化された物体との間の陰影矛盾を解決するために重要である。この問題に対して我々は、物体の距離画像と表面のテクスチャ画像から物体の反射特性を密に推定する研究を行ってきた。また複雑な形状を有する物体に関しては、物体表面上での二次反射による相互反射の影響を考慮した手法を提案してきた。しかし、鏡面反射成分による相互反射の影響が除去できないという問題があった。そこで本研究では、物体表面における鏡面反射成分を含む相互反射の影響を考慮して反射特性を推定する手法を提案する。具体的には、まず反射成分を物体面上の多くの点で観測するために物体の形状をもとに光の照射方向に関する照明条件を決定する。そして決定された複数の照明条件と計測データから物体表面における光子(フォトン)の分布に基づいたフォトンマッピング法を用いることで,表面の反射特性を物体面上の各点で推定する.以上の手法から、推定された反射特性を従来法と比較することで、様々な仮想環境内の照明条件に対して忠実に物体を表現できることを示す。

関連発表論文等
 (3)(4)(7)(17)(18)(31)(36)(47)

5 社会貢献に関する業績

5.1 教育面における社会貢献

5.1.1 学外活動

なし

5.1.2 研究部門公開

5.1.3 表彰

なし

5.2 学会活動

5.2.1 国内学会における活動

5.2.2 論文誌編集

5.2.3 国際会議への参画

5.2.4 学会における招待講演・パネル

なし

5.2.5 招待論文

なし

5.2.6 学会表彰

なし

5.3 産学連携

5.3.1 企業との共同研究

5.3.2 学外での講演

なし

5.3.3 特許


5.4 プロジェクト活動

5.5 その他の活動

なし

2005年度研究発表論文一覧

著書

(1)  Takefumi Ogawa, Masahiko Tsukamoto and Shojiro Nishio:“An Image-based Approach for Human Communication on the WWW,” Communication and Collaboration Support Systems, pp. 281-297, Jul. 2005.
(2) 清川 清, 他: “プロジェクターの最新技術”, シーエムシー出版, Jun. 2005.


学会論文誌

(3)  Takashi Machida, Haruo Takemura and Naokazu Yokoya: “Dense Estimation of Surface Reflectance Property by Combining Multiple Illumination Conditions,” Electronics and Communications in Japan, Vol. 89, No. 3, pp. 59-69, Mar. 2006.
(4) Takashi Machida, Naokazu Yokoya and Haruo Takemura: “Surface Reflectance Modeling of Real Objects with Interreflections for Augmented Virtuality,” Color Research and Application, Vol. 31, No. 1, pp. 38-47, Feb. 2006.
(5) 前田 真希, 小川 剛史, 清川 清, 竹村 治雄: “ウェアラブル拡張現実感のための赤外マーカのステレオ計測と姿勢センサを用いた位置・姿勢推定”, 日本バーチャルリアリティ学会 論文誌, Vol. 10, No. 4, pp. 459-466, Dec. 2005.
(6) 浦谷 謙吾, 町田 貴史, 清川 清, 竹村 治雄: “拡張現実環境における奥行きを考慮した注釈提示手法の評価”, 日本バーチャルリアリティ学会 論文誌, Vol. 10, No. 3, pp. 343-352, Sep. 2005.
(7) 町田 貴史, 竹村 治雄, 横矢 直和: “実物体のモデル化のための相互反射を考慮した表面反射特性の推定”, 電子情報通信学会論文誌(D-II), pp. 1450-1459, Aug. 2005.
(8) 白鳥 貴亮,中澤 篤志,池内 克史, “モーションキャプチャと音楽情報を用いた舞踊動作解析手法”, 電子情報通信学会論文誌, Vol.J88-D2 No.8 pp.1662-1671, Aug. 2005.
(9) 大石岳史, 佐川立昌, 中澤篤志, 倉爪亮, 池内克史, “分散メモリシステムにおける大規模距離画像の並列同時位置合わせ手法”, 情報処理学会論文誌, Vol.46 No.9, pp. 2369-2378, Sep. 2005.
(10) 大石 岳史, 中澤 篤志, 池内 克史, “インデックス画像を用いた複数距離画像の高速同時位置合せ”, 電子情報通信学会論文誌 D, Vol.J89-D No.3 pp.513-521, Mar. 2006.

国際会議会議録

(11) Kouichi Hirose, Takefumi Ogawa, Kiyoshi Kiyokawa and Haruo Takemura: “Interactive Reconfiguration Techniques of Reference Frame Hierarchy in the Multi-viewport Interface,” Proc. IEEE Symp. on 3D User Interfaces (3DUI), pp. 75-82, Mar. 2006.
(12) Eduardo Veas, Kiyoshi Kiyokawa and Haruo Takemura:“Self-Aware Framework for Adaptive Augmented Reality,” Proc. Int. Conf. on Artificial Reality and Telexistence (ICAT), S3-4, Dec. 2005.
(13) Kousuke Nakashima, Takashi Machida, Kiyoshi Kiyokawa and Haruo Takemura: “A 2D-3D Integrated Environment for Cooperative Work,”Proc. ACM Symp. on Virtual Reality Software and Technology (VRST), pp. 16-22, Nov. 2005.
(14) Takefumi Ogawa, Kiyoshi Kiyokawa and Haruo Takemura: “A Hybrid Image-based and Model-based Telepresence System Using Two-Pass Video Projection onto a 3D Scene Model,” Proc. IEEE and ACM Int. Symp. on Mixed Augmented Reality (ISMAR), pp. 202-203, Oct. 2005.
(15) Kiyoshi Kiyokawa and Haruo Takemura: “A Tunnel Window and Its Variations: Seamless Teleportation Techniques in a Virtual Environment,”Proc. Int. Conf. on Human-Computer Interaction (HCI International), Jul. 2005.
(16) Tomoaki Adachi, Takefumi Ogawa, Kiyoshi Kiyokawa and Haruo Takemura: “A Telepresence System by Using Live Video Projection of a Wearable Camera onto a 3D Scene Model,” Proc. Int. Conf. on Human-Computer Interaction (HCI International), Jul. 2005.
(17) Li Shen, Takashi Machida and Haruo Takemura: “Efficient Photometric Stereo Technique for Three-Dimensional Surfaces with Unknown BRDF,” Proc. Int. Conf. on 3-D Digital Imaging and Modeling (3DIM), pp. 326-333, Jun. 2005.
(18) Takashi Machida, Naokazu Yokoya and Haruo Takemura: “Inverse Global Illumination Rendering for Dense Estimation of Surface Reference Properties,” Proc. Scandinavian Conf. on Image Analysis (SCIA), pp. 790-801, Jun. 2005.
(19) Oishi, Nakazawa, Kurazume, and Ikeuchi, “Fast Simultaneous Alignment of Multiple Range Images using Index Images,” Proc. 3D Digital Imaging and Modeling (3DIM), Jul. 2005.
(20) Shinichiro Nakaoka, Atsushi Nakazawa, Fumio Kanehiro, Kenji Kaneko, Mitsuharu Morisawa and Katsushi Ikeuchi, “Task Model of Lower Body Motion for a Biped Humanoid Robot to Imitate Human Dances,” IEEE/RSJ International Conference on Intelligent Robots and Systems, Aug. 2005.
(21) Kazuya Yoshida, Keiji Nagatani, Kiyoshi Kiyokawa, Yasushi Yagi, Tadashi Adachi, Hiroaki Saitoh, Hiroyuki Tanaka, Hiroyuki Ohno, “Development of a Networked Robotic System for Disaster Mitigation - Test Bed Experiments for Remote Operation Over Rough Terrain and High Resolution 3D Geometry Acquisition -”, the 5th International Conference on Field and Service Robotics, Jul. 2005.
(22) Satoshi Numata, Tomoko Itao, Takefumi Ogawa, Masahiko Tsukamoto, and Shojiro Nishio: “Ja-Net on Grid for Adaptive Resource Distribution in Grid Environment,” Proc. of The Third International Conference on Active Media Technology (AMT2005), pp.409-414, May 2005.
(23) Satoshi Numata, Tomoko Itao, Takefumi Ogawa, Masahiko Tsukamoto, and Shojiro Nishio: “A Secure Migration Method of Mobile Agents on Ja-Net on Grid,” Proc. of IASTED Internatioal Conference on ACIT-Software Engineering (ACIT-SE 2005), pp.140-145, Jun. 2005.

口頭発表(国内研究会など)

(24) 河合 克哉, 中澤 篤志, 清川 清, 竹村 治雄: “移動ロボットによる災害地の三次元再構築のためのポテンシャル場を用いた経路計画”, 電子情報通信学会 技術研究報告, Feb. 2006.
(25) Eduardo Veas, Kiyoshi Kiyokawa and Haruo Takemura: “A Middleware Architecture for On-the-fly Application Modification in Ubiquitous Augmented Reality,” 電子情報通信学会 技術研究報告, PRMU2005-142, Jan. 2006.
(26) 廣瀬 康一, 小川 剛史, 清川 清, 竹村 治雄:“マルチビューポートインタフェースにおける座標系間の従属関係の対話的更新手法”, 電子情報通信学会 技術研究報告, MVE2005-67, Jan. 2006.
(27) 河合 克哉, 中澤 篤志, 清川 清, 竹村 治雄: “災害地の3次元再構築のための移動ロボット制御システムの開発”, 電子情報通信学会 技術研究報告, MVE2005-29, Sep. 2005.
(28) 廣瀬 康一, 町田 貴史, 清川 清, 竹村 治雄: “複数の仮想空間をシームレスに操作する汎用マルチビューポートフレームワーク”, 電子情報通信学会 技術研究報告, MVE2005-27, Sep. 2005.
(29) 齋藤 研作, 町田 貴史, 清川 清, 竹村 治雄:“全方位映像と3次元形状モデルを用いた移動ロボットの遠隔操縦インタフェース”, 電子情報通信学会 技術研究報告, MVE2005-28, Sep. 2005.
(30) 中澤 篤志, 清川 清, 竹村 治雄, 山本 国士: “距離画像からの自然二次曲面表面群のパラメータ推定”, 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU)講演論文集, pp. 305-311, Jul. 2005.
(31) 沈 黎, 町田 貴史, 竹村 治雄: “効率的なフォトメトリックステレオ法による3次元形状と表面反射特性の推定”, 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU)講演論文集, pp. 1305-1312, Jul. 2005.
(32) 浦谷 謙吾, 高田 大輔, 小川 剛史, 町田 貴史, 清川 清, 竹村 治雄: “ネットワーク共有型拡張現実感システムにおける注釈情報の効率的な配信・提示手法”, 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU)講演論文集, pp. 1633-1634, Jul. 2005.
(33) 河合 克哉, 齋藤 研作, 町田 貴史, 中澤 篤志, 清川 清, 竹村 治雄: “移動ロボットを用いた3次元再構築のための計測・提示システムの開発”, 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU)講演論文集, pp. 1642-1643, Jul. 2005.
(34) 中澤 篤志, 白鳥 貴亮, 池内 克史: “観察に基づく音楽およびモーションキャプチャからの舞踊動作生成手法”, 画像の認識・理解シンポジウム(MIRU)講演論文集, Jul. 2005.
(35) 高田 大輔, 浦谷 謙吾, 小川 剛史, 町田 貴史, 清川 清, 竹村 治雄: “ウェアラブル拡張現実感システム開発用ライブラリの構築”, ウェアラブルコンピューティング研究会, Vol. 2, pp. 26-33, Jun. 2005.
(36) 町田 貴史, 横矢 直和, 竹村 治雄: “インバースレンダリングに基づく物体表面反射特性の密な推定”, 情報処理学会 研究報告, CVIM149-33, May 2005.
(37) 田中 秀典, 中澤 篤志, 町田 貴史, 竹村 治雄: “トポロジ変化を考慮したボリュームデータからの人体の姿勢推定”, 電子情報通信学会 総合大会講演論文集, D-12-69, Mar. 2006.
(38) 服部 雄一, 中澤 篤志, 町田 貴史, 竹村 治雄: “3次元Huモーメント不変量を用いた時系列ボリュームデータの圧縮法”, 電子情報通信学会 総合大会講演論文集, D-12-46, Mar. 2006.
(39) 木村 洋介, 中澤 篤志, 町田 貴史, 清川 清, 竹村 治雄: “モバイル端末用大規模三次元データ提示手法のJavaアプレットによる実装”, 電子情報通信学会 総合大会講演論文集, A-16-4, Mar. 2006.
(40) 中村 友宣, 小川 剛史, 清川 清, 竹村 治雄: “ウェアラブル学習システムのための利用者コンテキスト認識機構”, 電子情報通信学会 総合大会講演論文集, A-15-25, Mar. 2006.
(41) 林 豊, 小川 剛史, 清川 清, 竹村 治雄: “仮想空間内でのナビゲーションと文字入力をシームレスに行う入力手法の提案”,電子情報通信学会 総合大会講演論文集, A-15-26, Mar. 2006.
(42) 齋藤 研作, 町田 貴史, 清川 清, 竹村 治雄: “半球面ディスプレイを用いた移動ロボットの遠隔操縦システム”, 日本ロボット学会 学術講演会予稿集, 3B22, Sep. 2005.
(43) 中岡慎一郎, 中澤篤志, 金広文男, 金子健二, 森澤光晴, 池内克史, “下半身タスクモデルを用いた舞踊動作の認識と生成 -師範とヒューマノイドロボットによる会津磐梯山踊りの共演-”, 画像の認識と理解シンポジウム, Aug. 2005.
(44) 永石 博憲, 小川 剛史, 原 隆浩, 西尾 章治郎: “放送型サイバースペースにおけるアバタの移動特性を考慮した空間モデルデータのプリフェッチ方式”, 情報処理学会研究報告(2005-DBS-137), Vol.2005, No.68, pp.699-704, Jul 2005.
(45) 永石 博憲, 小川 剛史, 原 隆浩, 西尾 章治郎:“放送型サイバースペースにおけるアバタの密度および空間の連続性を考慮したスケジューリング方式”,情報処理学会研究報告(2006-DBS-138, 2006-GN58, 2006-BCC-13), Vol.2006, No.9, pp.83-88, Jan. 2006.

解説・その他

(46) 中澤 篤志, 梶田 将司, 角所 考: “ユビキタスVR学習システムおよびコンテンツの開発”, 日本バーチャルリアリティ学会学会誌, Vol. 10, No. 2, Jun. 2005.

2005年度特別研究報告・修士論文・博士論文

博士論文

(47) Li Shen, “Image-based Acquisition of photorealistic Representation for Real Objects,” 大阪大学大学院 博士学位論文, Feb.2006.

修士論文

(48) 河合 克哉: “路面状況を考慮する三次元再構築のための自律移動ロボット”, 大阪大学大学院 修士学位論文, Feb. 2006.
(49) 浦谷 謙吾: “拡張現実環境における注釈の距離情報の視覚化の提案と評価”, 大阪大学大学院 修士学位論文, Feb. 2006.
(50) Eduardo Veas: “Reflective Component Based Software Architecture for Ubiquitous Augmented Reality,”大阪大学大学院 修士学位論文, Feb. 2006.

特別研究報告

(51) 田中 秀典: “ボリュームデータの細線化とグラフマッチングを用いた人体の姿勢推定法”, 大阪大学 特別研究報告, Feb. 2006.
(52) 服部 雄一: “3次元Huモーメント不変量を用いた時系列ボリュームデータの圧縮法”, 大阪大学 特別研究報告, Feb. 2006.
(53) 林 豊: “仮想空間内でのナビゲーションと文字入力をシームレスに行う入力手法の提案と試作”, 大阪大学 特別研究報告, Feb. 2006.
(54) 中村 友宣: “ウェアラブル学習システムのための利用者コンテキスト認識機構の設計と実装”, 大阪大学 特別研究報告, Feb. 2006.