○利用学生の声○
ここでフランス語の授業?
宮本 琢也(工学部電子情報エネルギー工学科 1年)
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授業に割り当てられた部屋に入る時に、「えっ、ここ!?」と躊躇したのを覚えています。そこには沢山のパソコンが並んでいて、およそフランス語の授業には似合わないように僕には感じられました。と同時に、「これからパソコンでどんなことをするんだろう」という期待もありました。 実際の授業は、僕の期待に反してパソコン独自の能力、みたいな物を活用するようなモノではなく、普通はパソコンのディスプレイをモニターの役割で使っています。しかし、たまに別の使い方もします。それはあまりフランス語とは関係がないのですが、先生の作ったホームページに行って、用意された質問(今のところ異文化間の質問、例えばカルチャーショックのこととか)に答えるというもので、実は僕はフランス語の授業自体よりもこっちのほうが気に入っていたりします(問題発言)。
この授業は、文法ほぼ完全無視でやっていて、ホワイトボードに書かれた言葉やディスプレイに映し出された教科書の言葉(教科書や配布プリントしか映さないからモニターの存在意義さえ怪しい。しかも先生の書いた文字は非常によみづらい)を覚えて話せというもので、なかなかハードな授業です。予習、復習なしではちょっとつらいかな・・と思い始めたのが六月位だったと思います。僕の受けている授業は毎回希望者はテスト(という名目)で、さらに出席点(五分以上遅れたら受け付けて貰えない!!)もあり、それらが単位を左右する点数となります。よって予習、復習せざるを得ない!!(テストの回数が多ければ多いほど単位に近付く・・・) 先生やTAの人は親切なので好感は持てるのですが、もうちょっと、この単語がこういう働きをしている、とかいう根本的な教え方をして欲しいものです。それはもう一つのフランス語の授業の役目と言いたいのかもしれませんが。