利用学生の声



☆今年4月、私にとって初めての経験となるコンピュータ、インターネットを使用した語学の授業が始まりました。普段の生活の中で当たり前のように使用しているコンピュータも授業での使用となると普段とは違う新鮮味が感じられ、自然と興味を持つことができました。
 英語とドイツ語の授業でCall教室を使用していますが、WordはもちろんPower Point、Media Playerなども取り入れ、授業を進めており、語学を学べるだけでなくパソコンの使い方も学習できるので一石二鳥なのではないかと感じています。普通教室で黒板に向かって座り授業を受けるのとは違い、自ら単語を探し、文章構成を考えてキーボードで画面上に打ち出し、声に出して同級生とコミュニケーションをとるといった形態をとるのが授業風景の一つです。この形態を取ることによって視覚、聴覚など自分のあらゆる感覚を利用しながら学習を進めることができるので、自然と授業に引き込まれていくような気がしました。また、CALL教室のパソコンそれぞれにヘッドフォンが備えられているため細かな発音も自分の耳で確かめられ、聞き取れない、発音がわからないなど疑問・不安もすぐに解決することができました。
 個人の操作と使用方法により学習の幅を広げられるのがコンピュータ、インターネットを利用した授業の利点だと思います。CALL教室での授業は開放感があり、教員やクラスメイトとのコミュニケーションも行える場となるので、いつもは堅苦しく困難さを感じる語学の授業も楽しく受けられたと感じています。

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☆サイバーメディア教室の利用により、今までより効率良く学習に取り組めるようになったと思います。語学の授業でいうと、インターネットの活用により、海外のニュースや出来事をリアルタイムで見ることができ、それをディスカッションの内容に取り上げられることがあります。こういった授業は、その時々の世界情勢に目を向けることができると同時に、メディアリテラシー教育の実践もされていると思います。
 また、CALL教室を使ってのドイツ語の授業は、授業内容のホームページが掲載されており、自宅で授業そのままの画面を利用して復習に取り組め、見やすい整理された内容を使うことができて大変便利です。さらに、ドイツ語教育のサイトを利用して発音練習に取り組むことができます。発音を聞き取り、自ら発音してみて、その声を録音し聞き比べることで自分の発音の問題点を確認することができます。また、授業中各自のWord機能やPowerPointを利用することで、今まで板書を書き取っていた時間を短縮でき、その分講義を集中して聞けるという利点があります。しかし、授業は機器に向き合うだけではなく、人対人のコミュニケーションや演習を基本として、コンピュータは効率的に利用し授業を円滑に行うことに活用されています。
 また、私たち看護の分野で必要とされる、統計処理やグラフ作成をはじめ、プレゼンテーションやホームページの作成方法が情報活用基礎の授業で学ぶことができ、今後の実践に役立つことが多いと思います。

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☆私が受けている英語の授業は、webOCMとNetAcademyを使っています。
 私は普段はパソコンをあまり使わないのですが、授業では自分のパソコンの隣に先生が使っているパソコンの画面が見られるようになっているし、なにかわからなかったりおかしくなったりしてもTAの方がすぐにもとにもどしてくれるのでなにも問題なく授業を受けることができました。
 webOCMを主に使っているのですが、最初はやはりパソコンで英語の読解問題を解くというのは初めてだったので戸惑いました。しかし慣れると、すぐに問題を見ることができ、解答した後すぐに正解、平均点がわかり、また復習しようと思えば簡単にすることができ、とても便利だと思いました。
 NetAcademyではメディカル英語のリスニングをしているのですが、自分の進行速度にあわせて進めることができ、わからなくなったらいつでももどって確認できたり、空き時間に進めることができたりして、先生の解説などがないのが残念ですが、利用しやすいものでした。
 ただ、パソコンの画面に問題が表示されるからいろいろ書き込んだりすることができないのが不便でした。私は問題を解くときいろいろ書き込みながら解いていたのでそれができず、やりづらいなと思うことがよくありました。それとCALL教室でしか使えないというのも残念です。自己学習にも有用だと思うので他のパソコンからでも利用できるようになればいいなと思います。

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☆パソコンを使って語学の授業を受けるのは、大学になって初めてだったので始めのうちは違和感を覚え、操作するのも一苦労でしたが、すぐに慣れてだんだんその良さが分かってきました。まず第一に、教官が前で一方的に話すことがなく、その日の教材が自分のパソコンの画面に示されるので、全く(リスニングさえも)自分のペースでできることです。ですから、自分の分かっているところは飛ばし、苦手なところだけを集中して何度でもできることがうれしいです。ただ自分のペースでできる反面、教師とのコミュニケーションが一般の授業と比べ少ないので、やや無機質な授業になりがちな点を改善する必要があると思います。次に、テスト等において自分の点数とクラスの平均点が瞬時に分かるため、全体における自分のレベルを正確に分析することもできます。また、ネットを使うことによって、より創意工夫があり、楽しく幅のある授業ができると思います。このように授業へのパソコンの導入は、これから改良していくことによってますます現代のニーズに対応していき、語学だけでなく様々な分野において主流になっていくと思います。

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☆リスニングの授業であればコンピューターを使った授業は受けたことがありましたが、リーディングの授業でコンピューターを使ったのは初めてのことでした。コンピューターの授業であればプリントを配ったりする手間が省けたり、問題をやったときには、採点をすぐすることができたり、平均点・偏差値をすぐに出したりすることができ、自分の現在のクラスでの位置を把握できていいと思います。このように色々な面でスムーズに授業をしていくことができ、いいと思いました。また、前の授業でやった問題もすることができるし、授業を欠席してしまった場合でも前の授業でやった内容を知ることができる。その授業以外の時間でも復習などができていいように思いました。ただ欠点としては、問題を早く解き終わった場合には、教科書などを使った授業と違って予習などができないので、することがなくなってしまうことである。また、前の画面を見ながらやるので、いつもとは違う感じであるので、慣れるには、少し時間がかかるように思います。

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☆私はCALLシステムで英語の授業を受けています。私は、中学高校でコンピューター部に所属していたためパソコンの操作は慣れており、好きでもあったので、シラバスを読んで「パソコンを使う語学の授業」に興味を持ちこの授業を選択しました。授業の最初30分は各自がシステムを使って技術英語の自習をし、その後はBBCの記事を読み与えられた課題プリントを完成させる、というのが授業の基本的な形式です。CALLシステムの良いところは、自習のしやすさにあると思います。大阪大学内では、サイバーメディアセンターだけでなく、共通教育棟や図書館にもCALLシステムの端末が設置されていて、いつでも好きな時に自習をすることができます。難しい単語や、聞き取りづらい発音も、先生や他の生徒に迷惑をかけず繰り返し学習することができるのが魅力です。また、パソコンの操作に慣れることができるという点も、このシステムの長所です。これからの時代、何をするにもパソコンに触れる機会がどんどん増えていくと思います。毎週授業で英文を打つことで、キーボードでの入力にも慣れていきますし、これは自分の強みにできるでしょう。もっと多くの人に、CALLシステムを積極的に使って欲しいと思います。

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☆私は週2回、CALL教室で語学の授業を受けています。
 語学の授業となると普通の科目に比べて、「聞くこと」「話すこと」が重要になるのは間違いないかと思われます。基本的にCALL教室の1番の見どころはそこではないだろうかと私は考えています。
 パソコンを使わない授業なら、発音、強弱など、そのお手本となるのは先生の生身の声です。この場合、先生も人間である以上、毎回、完璧に同じ発音、同じ強弱を発声できる訳ではありません。
 しかし、パソコンを使った授業であるなら、機械がお手本な訳ですから、毎回、正確にそれこそ何度でも音を出すことができます。また、イヤホンを通して、自分の声が実際にどのように聞こえているのか、手本の声と比べておかしなところがないか、を知り、矯正していくこともできます。
 その上、受けている授業の1つが英語の授業でTOEFLの関連授業なのですが、その英語の先生は授業の半分の時間を自習の時間として、毎回与えてくれ、その自習の時間で私たちはインターネット上のTOEFL対策用のHPで毎週更新される模擬問題を解いていきます。それは問題集などを購入して解いていくような、過去に出版された限られたものではなく、毎週毎週リアルタイムで更新されていくものです。そのことにより常に真新しい新鮮な問題に出会い、実力がついていくこととなります。
 もう1つ受けている仏語の授業でも、課題をインターネット上に提出(もちろん、紙としても提出しますが)します。そのことで他の人の解答と自分の解答を見比べ、他の人たちがどのような訳をしているか、どんな風に解釈しているかに触れることもできます。
 また、HP上で小さな練習問題を解くこともできます。このほかにも、数字の聞き取りなど1人ではできないような練習もパソコンがあれば、手軽に行えます。
 逆にCALL教室における学習の問題点をあげるなら、身体が常に先生の方ではなく、パソコンの方に向いていることにより、人に向いて発声することが難しく、誰が発声していないか確認することもできないので、なかなか声が出てこないということです。
 また、常に手近にパソコンがあることでみんなの視線が先生の説明ではなく、パソコンへ行ってしまうこともあります。(悪い言い方をするなら、パソコンを使って授業関係ではなく、自分の趣味のインターネットサーフィンをしたりする人もいるということです。)
 そのほかにも、パソコンに文字を打っていくときなど、解答の書く速さによって書き終えることができなかったり、その文字自体をどのように打つかが分からなかったりして、個人差が多分に出てくることもあるかと思います。
 しかしそれでも、CALL教室の授業はパソコンという媒体を通して、その言語自体を自分の物にしていくことが可能な講義として、またこれからの国際社会の中でパソコンという媒体を使いこなしていくことが可能な講義として、十二分に意味のあるものだと私は思います。

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☆CALL教室での授業のようにコンピューターを使っての本格的な言語教育はこの講義が初めてです。受験生のときにyahoo!の英語学習ページでターゲットの問題を利用していました。そのときは勿論役に立ちましたけど、なんとなくコンピューターはちょっとした補助にしかならないなと思いました。でも、この講義で予想以上に役に立つのだと解かりました。
 最新のニュースを使っての学習は凄く興味深くって、やる気の出るものだと思います。ネットを使うこと以上にいいなと思ったのはNet Academyでのリスニングスピードの調節でした。単なるリスニングならCDのようなオーディオ機器を利用する事も出来ます。でもそれだと、確かに繰り返し聞くことは出来ますけど、コンピューターのように細かくスピードを調節することは出来ません。CDなどだったらたとえばちょっと上のレベルを目指したくても書店などで試聴ができる訳ではないので見つけるまでにとても時間がかかるだろうと思うのです。でもNet Academyでは試してちょっと早いと思ったらもうちょっと遅くしてからもう一回聞いてみようかなと思えるなどと、気構えずに使えるのが大きな魅力だと思います。私はこの講義とCALL教室が結構好きです。
 ただ、何とかならないかと思うのはヘッドホンに附属しているマイクのことです。聴覚に意識を集中させているのでマイクが回りの音を拾ってしまい、雑音となってしまうのが嫌なのです。特に授業外で利用するとき、普通の音量で喋っている他の利用者に黙ってくれとは言えないので結局利用を諦めてしまいます。それにくしゃみを誤ってマイクに向かってしてしまう人がいると聞いている人は耳が痛むほどの衝撃を受けます。だからマイクのスイッチを元から切っておいて、必要な時に入れるようにするなどの措置を取って欲しいです。

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☆僕は大学に入るまでは自分のパソコンをもっていなくて、家のパソコンもほとんど使ったことがありませんでした。その大きな理由として、パソコンはややこしくて、変に触ると壊れそうという考えがありました。しかし、大学ではパソコンは必需品だと聞いていましたので、僕は何とかパソコンに多く触れることで慣れようと思い英語の授業で"あえて"パソコンを使うクラスを選択しました。そして、入学後三ヶ月弱の間この授業を受けてきた僕が言えるのは、"パソコンはとても便利だ"ということです。
 まず第一に、教科書と問題集を買わなくてすみます。提示されるべき情報がすべてパソコンの中にあるので、自分は授業時間になると何も持たずにパソコンの前に行きさえすればいいのです。そう、買わなくていいどころか、重たい教材を持ち歩かなくて済むのです。
 次に、Personal Computerの名前通りですがとても個人的になります。演習について述べると、従来のように先生が決まった枚数のプリントを印刷してもってくるのでは個人の能力の如何に関わらず演習量は限られますが、パソコンを用いればそのようなことはなくなります。なんせ最後までの全部の問題がもうすでに目の前のパソコンに入っているわけですから、自分のペースに合わせて次々と進めていくことができます。かなり個人の意識に依存する授業形態になるとは思いますが、大学生には最適だと感じています。
 また、個人の目の前に黒板があるようなものですから、席による黒板の見え方も関係なくなります。もっとも、板書などしなくてもパソコンにそのまま保存できるので黒板の見え方など考える必要など元からないわけですが・・・。
 最後にあげるのは、その情報処理能力です。例えば、授業のメモやその日に使ったHPのURLをメールに添付して家のパソコンに送ったり、メモリーカードに保存しておけば、パソコンさえあればどこでも好きなときに授業の復習ができます。ユビキタスというのは言い過ぎかもしれませんが、楽に効率よく勉強できるのは事実です。
 このような点により、パソコンを使った授業はとても快適で勉強がはかどり、しかもパソコンになれることができるのでまさに一石二鳥だと思います。最初は不安ばかりで受講し始めたこの授業でしたが、今では本当にこの授業を選んでよかったなぁと思います。